広島県広島市の歯科医院 ハートフル歯科・矯正歯科

最新の歯周治療と本格的な矯正治療を柱とし、一人に一人に合ったオーダーメイドの予防処置を提供しています。

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11月23日(土)は休診です。

祝日のため休診となります。ご了承ください。
 
2024年10月26日 10:51

歯周病における検査の重要性と新しい検査方法とは?

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佐伯区五日市の歯医者 ハートフル歯科・矯正歯科院長の柳原です。

さて今日は歯周病の最新治療についてお話ししたいと思います。

私柳原の専門分野である歯周病治療。学会などにもほぼ全て参加して最新の情報を入れていますが本当に変化のある分野でもあります。

ですので当院でも歯周治療をこの度変えていくこととなりましたのでそのお話をします。

●基本的な治療のながれ
この辺は普遍的なものなので変わりはありません。

検査 → 基本治療 → 再評価(再検査) → 歯周外科 → 再評価(再検査)→ 定期健診

常に検査が間に入るのが特徴です。常に変化する歯周病の状態は常に検査を行い把握することが必要です。

その検査に新しい検査を追加していこうと思っています。

歯周病における検査について一般の歯科医院では主に…
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また当院は歯周病専門医院として更にお口の中の状態を詳細に把握するため、もしくは患者さんにお口の中の状況をより実感してもらえるために顕微鏡による検査や唾液検査をしていました。

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しかしながら、この度当院では高齢化のながれや、さらに口腔機能との関りを評価するために、お口の噛む機能、かむバランスについての検査機器。また、お口の感想も歯周病のリスク因子となりえますのでお口の質純度を唯一測定できる検査機器を導入しました。
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また、ここでは紹介していませんがお口の動きなどの顎の動きについてもより詳細に把握できる機器も今回導入しました。
これは別でお話しする子供さんの口腔機能の発達や高齢者での口腔機能の低下に対応するものでもあります。

ハートフル歯科はこれからも常に成長し変化していくことでより高度な医療を提供できるように努めます。
上記の新しい検査についてはお気軽にスタッフにお尋ねください。
2024年07月30日 09:22

矯正歯科治療の抜歯でどのくらい治るのか?

広島市佐伯区五日市の歯周治療、矯正治療の歯医者 ハートフル歯科・矯正歯科院長の柳原です。

さて、この度は矯正治療でしばしば患者さんからご質問のある出っ歯さんや上下とも前方に出ている"口ゴボの治療などで抜歯が必要な場合にどれだけ下がるのか?というご質問です。

ハートフル歯科・矯正歯科での実際のケースで確認していきましょう。

まず、大人の矯正歯科では歯を下げるためのスペース確保のために抜歯をすることが一般的です。当院でも多いのは上2本、下2本の計4本を抜くパターンです。
前から数えて4番目の歯を抜くことが多いです。(下では5番目の歯とすることも)
一般的には小臼歯1本で7mm程度の幅がありますので横顔で考えると8mm近く下げることが可能となります。

8mmと聞くと「え?そんなものなの?」と思われるかもしれませんね。でもお口の中での数ミリはとても大きな変化をもたらします。

では実際にはどのように変化したでしょうか?ここでは2例ほどを紹介します。
治療前と治療後で比較してみましょう。
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上記はいずれも上2本、下2本を抜いた症例です。

症例1では出っ歯だけでなく乱ぐい歯もあったので後退量だけでなく大きく変化しています。

また症例2ではもともと歯軸(歯の傾き)が大きく前へ突出していたために口を閉じることも難しい症例でしたので、治療後の変化はかなり大きくお顔の印象もがらりと変わりました。

ただし、この場合にはあれだけ歯が前に出るには原因があります。
舌を前に出す癖(舌突出癖)など舌や唇の筋肉の使い方や癖などが関係することも多いです。そのため後戻りも起こりやすくなりますので、MFTといってお口の運動を併用して、後戻りしにくい筋肉の使い方、舌の動かし方を身に着ける必要もあります。

当院スタッフは定期的にこうしたMFTについて学んでおり、指導することができます。

今回のご紹介は以上です。

ハートフル歯科・矯正歯科では24時間web受付が可能です。
また、矯正歯科の無料相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。


 
2022年09月26日 15:32

唾液検査でオーダーメイドケア

広島市 五日市の歯医者です 矯正歯科と歯周治療のハートフル歯科・矯正歯科 院長柳原です。

さて、この度は当院でイチオシの検査である唾液検査の説明をしたいと思います。

まず下図右側が当院にもある最新の唾液検査機器です。

まず、虫歯とはお口の中の菌のうちで虫歯菌と呼ばれるいくつかの菌がお口の中に存在する糖を分解することによって歯を溶かす酸を生成します。これが虫歯が起きる根本の原因で歯医者さんに行く最も多い病気です。

そして、この虫歯の3大リスクには…
虫歯菌の存在、およびその量
➁毎日の食事習慣やお口の中のの量
③お口の中の虫歯予防にも役立っている唾液の力(緩衝能)の状態
上記の3つが関わっており、どこが原因なのかによって対策も変わってきます。
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当院イチオシの唾液検査ではこの3つのリスク全てが測定可能なのです。

当院でも過去に色々なリスク検査を取り入れていたのですが通常は培養するために結果を得るまでに数日を要したり、患者さんへの負担が大きかったりと様々に問題があったのですが今回の方法はとても簡単で分かりやすく、現在のところ日本で使用可能な検査機器の中で最も短時間でこの3つのリスクを測定できる機械です。

さらにさらにイチオシなのがとても患者さんの負担が少ないことです。検査は唾液を採取させていただくだけ。そして5分後には測定が終了し結果を得ることが出来ます。
また、その結果は分かりやすい資料としてご覧いただくことが可能です。
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またその上、虫歯だけではなくお口の衛生状態、歯周病リスクについても測定できるという優れものです。
虫歯が多発している患者さんはもちろんのこと、定期健診の患者さんから歯周病治療の患者さん、歯が磨きにくくなることで虫歯のリスクが高くなる矯正治療を受けられている患者さんなどなど…すべての方に試していただきたい検査となっております。

料金は1回1,500円となっております。

ハートフル歯科・矯正歯科では24時間予約が可能なweb予約も行っております。HPからご案内しておりますのでよろしくお願いいたします。

皆様から愛される歯医者さんを目指して、矯正歯科と歯周治療のハートフル歯科・矯正歯科を今後もよろしくお願いいたします。
2022年09月10日 07:37

顕微鏡で見る口腔細菌の世界!動いている細菌を見てみよう!

広島市五日市の歯医者 歯周治療・矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科 院長柳原です。
さて、今回ご紹介しますのは当院の検査機器の一つでもある位相差顕微鏡と呼ばれる装置です。

これはお口の中の菌を生きたままの状態で観察することが出来る特殊な顕微鏡で、あなたのお口の中の細菌の状態を確認することが出来ます。

また見て分かる歯周病を引き起こす菌の状態を観察することが出来るために患者さんのお口の中の衛生状態をある程度推測することも出来ます。
全ての歯医者さんで持っている装置ではないので珍しいと思います。

下図の左が当院にある位相差顕微鏡です。
主にはプラーク(歯垢)を採取してプレパラート上でバラバラにして観察をします。プラークが実際に菌の塊であることを見て頂くと実感できると思います。
また、状態によって運動性の高い菌が沢山みられることがあり、顕微鏡上で動き回る菌を初めて見た方は大変に驚かれます。
しかし、話だけではピンとこない歯周病と細菌のお話を実際に目にすることで実感することが出来るので是非一度受けてみて頂きたい検査の一つです。

そのために当院では550円(税込)にて検査を承っておりますので是非一度受けてみてください。
また、歯周治療前後で比較したり、定期健診の度にチェックするのも非常に意味があると思います。

尚、お口の中の状態が悪化すると色々な菌が見えてきます。
一番は小さい針金のようならせん型でクネクネと動き回る菌を指標にすることが多いのですが、それ以外にも大きな長い形のカンジダと呼ばれるカビであったり、トリコモナスと言う細菌より大型の原虫。また、うねうねと動くアメーバも見られることがあり、なかなかインパクトがあります。

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是非一度体験してみてはいかがでしょうか?

皆様に愛される歯医者を目指して歯周治療と矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科では24時間web予約が便利です。

当院ホームページからも可能ですよ。
2022年08月29日 10:45

外科的な歯周病治療の実際

広島市五日市の歯医者 歯周治療・矯正治療 ハートフル歯科・矯正歯科 院長の柳原です。

さて、この度は外科的な歯周治療について説明を致します。

歯周病の治療には流れがあります。
下の図の様に...
検査を行った後に①歯周基本治療を行います。
これは歯周病の原因である細菌の住み家であるプラークや歯石を除去することや、かみ合わせなどの歯周病のリスク因子の徹底除去を目的としています。
軽度の歯周病ではこれだけでも改善が見込めるのですが進行してしまった歯周病ではそれだけでは改善が出来ません。
これは他の記事でも説明をしましたが、長期間に炎症が存在したことにより骨が溶けたり歯の周りに肉芽組織と言った組織破壊が起きており放置しておくとますます悪化の一途をたどってしまうからです。

今回はそうした歯周病が進んでしまった症例で外科的な処置を行い改善した一例を解説していきます。
まず初診時ですがかぶせが古くなって見た目も悪いのですがこの時に歯周ポケット検査で6mm以上のポケットもみられ歯周病がまさに進行している状態でした。
その後、徹底した基本治療を行いましたが進行しているために改善が見込めない為に歯周外科治療を行うこととしました。

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なお、手術は日帰りで時間は45分~60分程度です。
糸で縫ったり、場合によっては歯周包帯といって歯の周りにガムのような保護剤を置くこともあります。
本例では術後に歯周包帯を設置して2週間後に糸どりを行いました。

また、その後5か月程度経過観察を行い、歯周ポケットの改善を認めましたので型取りを行い、最終的なかぶせを入れました。
見た目も改善していますが見えないところも良くなっています。これにより、将来的な持ちも良くなります。(予知性の改善)

当院院長 柳原は広島大学歯周病態学分野で歯周病を専門として研究・診療を行い学位を取得しております。また日本歯周病学会認定医として最新の歯周治療をご提供しています。
地域の歯周病ならハートフル歯科・矯正歯科と思われるような頼れる歯医者さんを目指しています。
また、現在も広島大学病院 研修登録医として所属しており最新の歯周治療を研鑽しておりますので、他院で治らないなどのご相談も承っております。

皆様に愛される歯医者さん 歯周治療と矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科では24時間web予約が可能です。
ホームページからご利用ください。
2022年08月22日 09:00

大人の矯正の実際(上下顎前突)

広島市佐伯区五日市の歯医者 歯周治療と矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科 院長の柳原です。
さて、今回は成人の本格矯正の症例を皆さんにご紹介したいと思います。

こちらの患者さんは20歳女性で口元のモゴっとした感じが気になるということでご来院いただきました。それまでにもいくつかの歯医者さんを回られたそうです。
初診時の写真です。
そこまでではないですが確かに少し口元が前方に出ている様子があります。
横顔に白いライン(Eライン)が引いてありますが、それよりもかなり口唇が前方にあります。

そこで患者さんと話し合いの上、抜歯を行って歯を並べて前歯を後ろ側に引っ込めることで口元の改善を図ることとしました。
セファロ分析では著名な骨格性の異常は認めず、歯を並べることで改善がある程度可能と判断されました。

治療後の写真を見ると口元がかなりすっきりとして、ほぼEラインに口唇も添っています。

治療としては抜歯ケースでMBS(マルチブラケット)…ワイヤー矯正…で治しています。治療期間は2年と1か月です。

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また治療前後のレントゲン写真で比較しますと、明らかに歯の傾斜が小さく、また前方への突出度も改善されており、数値的にも8.3mm前歯を引っ込めることが出来ています。
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このように矯正治療は特に抜歯ケースなどでは口元の印象が大きく変わり美しく改善することもあります。
しかし、骨格的に極端な所見があると歯を動かすだけでは思ったような効果を得られないこともあります。まずはご相談の上でしっかりとした精査が必要です。

地域に愛される歯医者さんを目指して、歯周治療と矯正治療で地域一番を目指すハートフル歯科・矯正歯科は24時間web予約も承っております。是非お問い合わせください。

 
2022年08月17日 08:00

大人の矯正治療の実際(出っ歯)

広島市佐伯区五日市の歯医者 歯周治療と矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科 院長の柳原です。

さて、この度は当院で診療での柱ともなっている矯正治療についてお話をしていきます。

歯医者さんに来られる方で歯並びのお悩みは人それぞれなのですが、日本人の場合に多いのは①出っ歯と➁歯の不ぞろい(叢生)です。

特に出っ歯は矯正で来られる患者さんの4割に見られると報告があります。今回は当院でも多くご相談のある大人の出っ歯の治療について説明をしていきます。

今回ご紹介するのは24歳女性です。
前歯が大きく前方に傾いており、右側の歯が特に飛び出しているために、歯の打撲などの既往があるのか神経が悪くなって黒くなっており、これも気にしておられました。
まず、治療計画のポイントは抜歯が必要かどうかです。明らかに出ている場合は成人では抜歯が必要となることが多いです。
型取りして作った歯の模型から残ったスペースと歯の大きさのバランス、上下の前歯の大きさの割合、セファロによる骨格分析等から総合的に判断するのですが、今回は抜歯が必要と考えられたので抜歯を行い、ワイヤーによる矯正を行っています。
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①抜歯(2回~4回) 上下4本の小臼歯を抜歯します。
➁固定装置のセット(2回) 歯に装置を付けていきます。主には前歯についているようなブラケットと呼ばれる装置と上の奥歯についているバンドと呼ばれるもの。またバンドには写真の様に口蓋部分に添ったワイヤーで作られた部品がくっついています。これにより他の歯を動かす際に奥歯が移動しないように奥歯の位置を固定するための装置です。
③ブラケットとワイヤーのセット(1~2回) ブラケットと呼ばれる装置を歯に付けていきます。このブラケットには角度など理想的な歯並びに使づけるように計算され設定されています。それに形状記憶合金でできたワイヤーを取り付けて歯に力をかけていきます。場合によっては先に上だけを付けることもあります。
④その他の装置(経過中)…ブラケットにゴムやバネなどで作った装置を追加してさらに細かい動きをお口の中で付けていきます。
⑤ループのついたワイヤー(中盤 治療開始6~8か月くらい) 前歯4本を後ろに動かせる際に用いるループが付与されたワイヤーでこちらはドクターがチェアサイドで屈曲させて作製するオーダーメイドのワイヤーです。熟練した技が必要ですが、これにより治療が早く正確に行うことが可能となります。今回は力の強いループを付けることにより前歯を一気に動かすことができます。
⑥保定(できる限り長く) 歯の裏側に金属線を接着またはマウスピースによって後戻りをしないようにします。

主に上記の流れで治療することが多いです。
自分自身の歯並びで一番適した治療をご提案します。

矯正歯科で地域一番の歯医者を目指すハートフル歯科・矯正歯科では無料の矯正相談も承っております。24時間webからもご予約いただけますのでご利用ください。
 
2022年08月13日 15:07

ハートフル歯科・矯正歯科の武器の一つ!手術用マイクロスコープ

広島市佐伯区五日市の歯医者 歯周治療、矯正治療のハートフル歯科・矯正歯科の院長 柳原です。

この度は当院の医療機器の一つである歯科用マイクロスコープをご紹介します。

当院では現在は2番チェアにおいてある装置です。これはいわゆる顕微鏡で、治療中の術野を大きく観察しながら治療することが出来るものです。精密な治療である根管治療(歯の中の神経の治療)や、歯周外科治療などで用います。
当院では2021年に最新のドイツ製の最上級の精度を誇る機器を導入しています。

根管治療などではとても小さなところを治療するため肉眼では十分に観察できずに、神経の取り残しや汚染物を残してしまうことが起きています。それを防ぐために当院では保険診療であってもなるべくマイクロを使用して厳密な治療を試みております。再治療などもかなり少なくなってきており、精度の高い治療を実現しております。

また、外科治療においても拡大鏡やマイクロを用いることでより厳密な治療をすることが可能となっており、再生治療などでは炎症性の肉芽組織といって歯の周りにべったりと付着した線維性の組織を取ってやらなくてはいけないのですが、あるていど肉眼で除去したのちにこのマイクロで観察すると細かな取り残しが観察されます。特にリグロスというお薬を用いた再生療法ではこの肉芽組織を徹底して除去しないといけないので拡大鏡またはマイクロでの観察が必須となります。

このように細かい治療が要求される最新の歯科治療を実践するには現在では必須の治療装置となっています。

また、根の病気が高度に進んだ歯根嚢胞の摘出術等ではCTと組み合わることでより病巣の範囲を正確に把握して精度の高い治療を行うことも可能です。
このように当院では安心・安全な治療を行うために新しい医療機器の導入を行っています。

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地域で一番愛される歯医者さんを目指して、歯周治療と矯正歯科のハートフル歯科・矯正歯科では24時間web予約が可能です。是非お気軽にお越しください。
2022年08月08日 10:00

矯正の診断で大切なセファロレントゲン撮影とは?

広島市佐伯区五日市の歯医者 歯周治療と矯正治療 ハートフル歯科 院長の柳原です。
さて、今回は矯正歯科治療を当院で行うにあたって最初に受けて頂く検査のうちで最も大切なセファロ撮影と呼ばれる方法とその意義について簡単に説明をしたいと思います。

まず、セファロ撮影というのは矯正歯科の診断のみで用いる撮影方法となります。そのために普通の歯医者さんには撮影装置は置いていないことが多いものです。
ただし矯正治療を行うには必須であり、日本矯正歯科学会でも必ず診断にはセファロ撮影を行うことを推奨しています。

地域一番の歯医者を目指す当院では子供さんから大人まで必ず撮影をさせていただいております。

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方法としましては頭全体を横向きに撮影します。
その際に、撮影する患者さんの位置や方向なども厳密に決まっており、そのため患者さんは耳にイヤーロッドと言われる器具を入れて頂きます。
これにより規格的な写真を得ることが出来るので、撮影日や撮影場所が異なったものでも比較や治療経過中の比較が可能となります。


また、撮影後に解析を行います。数十の計測ポイントを設定し、100以上の数値が得られますが分かることの主なことは下図に書いてあるように…
①前後的関係
これは頭全体において下顎と上あごが前後的に後なのか前なのか判断をします。
つまり同じ出っ歯さんでも上顎が前方に突出しているからそうなっているのか?もしくは下顎が小さいためか?はたまた歯の傾斜の関係だけでそうなっているのか?等によって治療法が異なる場合もあります。
またこの値が著しい場合には歯の移動だけでは治療できない為に顎を切る大掛かりな外科的矯正歯科治療が必要な場合があり、その目安にもなります。

➁垂直的関係
簡単に言えば顔の長さと言いますか。これにより治療中の奥歯の固定方法の設定や、治療途中での注意すべき点が分かります。また顔が長いことに関しては歯の移動により多少の変化はしますが大きな変化や改善は難しい場合もあり、それも数値等から判断できます。

③成長方向
特に成長期のお子さんでは下顎、上あご共に成長パターンがあり、同世代の人と比べてどうなのかと比較することにより成長パターンが分かります。またこの値が明らかに異常な場合には悪化しないように成長のコントロール(ヘッドギアなどの使用)が必要になることもあり、その判断をします。また、治療前後で変化が無いかなど経時的(子供さんでは1年に1回程度、成人であれば治療前後など)に撮影を行っています。

その他にも臼歯部や前歯の位置関係、その他開咬度など様々な数値が得られるとても大切な検査となっています。

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尚、実際の矯正歯科治療の診断にはその他のレントゲン写真の分析、歯型から作った模型分析、その他の所見などで総合的な判断を行い、最終的な治療計画を立てていきます。
一人一人の骨格や歯並び、その他顎機能などに合わせて最善の方法を選択しますので様々な治療方法をご用意しております。

皆様から愛される歯医者さんをめざして 歯周治療と矯正歯科治療のハートフル歯科・矯正歯科では矯正歯科の無料相談も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
24時間web予約も行っております。
2022年08月02日 09:01

ハートフル歯科

【電話番号】 082-943-2007

【住所】 〒731-5127
広島県広島市佐伯区
五日市5-15-3 1F

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