広島県広島市の歯科医院 ハートフル歯科・矯正歯科

最新の歯周治療と本格的な矯正治療を柱とし、一人に一人に合ったオーダーメイドの予防処置を提供しています。

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矯正の診断で大切なセファロレントゲン撮影とは?

広島市佐伯区五日市の歯医者 歯周治療と矯正治療 ハートフル歯科 院長の柳原です。
さて、今回は矯正歯科治療を当院で行うにあたって最初に受けて頂く検査のうちで最も大切なセファロ撮影と呼ばれる方法とその意義について簡単に説明をしたいと思います。

まず、セファロ撮影というのは矯正歯科の診断のみで用いる撮影方法となります。そのために普通の歯医者さんには撮影装置は置いていないことが多いものです。
ただし矯正治療を行うには必須であり、日本矯正歯科学会でも必ず診断にはセファロ撮影を行うことを推奨しています。

地域一番の歯医者を目指す当院では子供さんから大人まで必ず撮影をさせていただいております。

cefaro_genri_01

方法としましては頭全体を横向きに撮影します。
その際に、撮影する患者さんの位置や方向なども厳密に決まっており、そのため患者さんは耳にイヤーロッドと言われる器具を入れて頂きます。
これにより規格的な写真を得ることが出来るので、撮影日や撮影場所が異なったものでも比較や治療経過中の比較が可能となります。


また、撮影後に解析を行います。数十の計測ポイントを設定し、100以上の数値が得られますが分かることの主なことは下図に書いてあるように…
①前後的関係
これは頭全体において下顎と上あごが前後的に後なのか前なのか判断をします。
つまり同じ出っ歯さんでも上顎が前方に突出しているからそうなっているのか?もしくは下顎が小さいためか?はたまた歯の傾斜の関係だけでそうなっているのか?等によって治療法が異なる場合もあります。
またこの値が著しい場合には歯の移動だけでは治療できない為に顎を切る大掛かりな外科的矯正歯科治療が必要な場合があり、その目安にもなります。

➁垂直的関係
簡単に言えば顔の長さと言いますか。これにより治療中の奥歯の固定方法の設定や、治療途中での注意すべき点が分かります。また顔が長いことに関しては歯の移動により多少の変化はしますが大きな変化や改善は難しい場合もあり、それも数値等から判断できます。

③成長方向
特に成長期のお子さんでは下顎、上あご共に成長パターンがあり、同世代の人と比べてどうなのかと比較することにより成長パターンが分かります。またこの値が明らかに異常な場合には悪化しないように成長のコントロール(ヘッドギアなどの使用)が必要になることもあり、その判断をします。また、治療前後で変化が無いかなど経時的(子供さんでは1年に1回程度、成人であれば治療前後など)に撮影を行っています。

その他にも臼歯部や前歯の位置関係、その他開咬度など様々な数値が得られるとても大切な検査となっています。

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尚、実際の矯正歯科治療の診断にはその他のレントゲン写真の分析、歯型から作った模型分析、その他の所見などで総合的な判断を行い、最終的な治療計画を立てていきます。
一人一人の骨格や歯並び、その他顎機能などに合わせて最善の方法を選択しますので様々な治療方法をご用意しております。

皆様から愛される歯医者さんをめざして 歯周治療と矯正歯科治療のハートフル歯科・矯正歯科では矯正歯科の無料相談も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
24時間web予約も行っております。
2022年08月02日 09:01

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