広島県広島市の歯科医院 ハートフル歯科・矯正歯科

なぜワイヤー矯正をお勧めするのか？

当院でおススメしているのはワイヤー矯正です。
勿論当院でも最近はマウスピース矯正のお問い合わせも増えました。また、一部ではマウスピース矯正も行っています。
歯に直接装置を着けなくて良い、透明なマウスピースを付けておくだけで治ると聞けば、見た目も気になるワイヤー矯正ではなくマウスピース矯正をしたいと思う患者さんの気持ちはよく分かります。

それでも当院では９：１の割合でワイヤー矯正をメインに行っています。それはマウスピースにはデメリットもあるからです。それは…

①マウスピースでは治せるケースが限られる

元々、マウスピース矯正は限られた症例での見使われる方法です。
しかしその手軽さ（患者側もドクター側も）から本来はワイヤー矯正ですべき症例でもマウスピース矯正での治療が横行しており、私の所属する成人矯正学会でもマウスピース矯正の乱用の危険性について声明を出しています。
症例を選べば良い方法です。また予想外の動きをした場合や治らない場合にもワイヤー矯正に精通した先生のいる医院であればリカバリーも可能なので安心と言えます。

②治療後のかみ合わせが悪くなる場合がある

これも本来はマウスピースでは治せない症例で行った場合に起きる方法で問題となっています。これも矯正治療に長けている先生であればすぐに他の方法を行って改善できます。
また、そもそもそうならないように症例を選ぶべきです。

③歯を多く削られることがある

成人矯正ではスペースが著しく足りない際に抜歯を行うことがありますが、抜歯ケースが苦手なマウスピース矯正では主にスペースを作るために歯と歯の間を削ることが多いです。この方法は一般的で当院でも行うのですが、本来はワイヤー症例ですべきケースを無理に奥歯まで割と大きく削ってしまっている例があります。
これではせっかく歯が並んでもその歯自体にダメージを与えることになるのでNGです。
そもそも、矯正治療に詳しくない医院での治療計画に多く見られます。

④治療期間が長くかかる

歯に直接固定されたブラケットを用いるワイヤー矯正と違いマウスピース矯正では適切な力を歯一本一本にかけにくいため動く速度も遅いです。
特に大きく動かす抜歯症例ではワイヤー一択と考えます。

⑤マウスピース矯正は治療費用が高い

一件、マウスピース矯正の方が透明なうすっぺらい樹脂で出来たものですので安く感じますが、実は原価がとても高いのです。
現在、マウスピース（アライナー）矯正はメーカー主体の治療方法となっています。メーカーが専用の機械、専用のソフト、専用のシステムを使わないと施術できないようになっているために非常に高くつきます。そのためどうしても患者さん価格が高くならざるを得なくなります。
その点、ワイヤー矯正の方がリーズナブルな価格で提供することが出来ます。とても公平性があり健全な治療法とも言えます。


上記の理由から当院ではワイヤー矯正が最も安全で安心な治療法と考えています。
 

歯周病リスクのある方も安心

こちらも歯周病認定医ならではの得意分野です。
最近、多いのが若い頃よりも歯のバラバラが強くなった気がするというご相談です。
これは主に歯周病の進行により歯が動いてしまったことにより生じる”歯の病的移動”という状態です。
これを改善するにはまず徹底した歯周治療を行った後に矯正治療を行うことで改善します。当院ではそのどちらもに高い専門性を持っていますので得意分野となります。
また同様に歯周病が進行している方の矯正治療についても当院では対応が可能となります。
様々なお口の状態の方の歯並びに対応できるのも当院の特徴です。

治療の流れ

まずは無料相談から！

御契約後にレントゲン撮影や型取りなどの精密検査を行い最終的な治療方針を決定します。

抜歯（必要な場合）や装置の装着は大体３～５回程度の来院が必要です。

その後は１か月に１回程度の通院でOKです。

治療終了後は後戻り抑制のための保定（ほてい）装置の装着が必要です。

また歯並びや健康なお口の維持のため定期健診をお勧めしています。